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羊遭遇事件

羊遭遇事件


羊。

羊と聞いて、連想する言葉は

温和とか、ゆっくりって感じがしません?

私はイギリスにくるまで、そう思ってました。

が、実際は違うのです。



あれは、友達とハワースってとこにいったときでした。

そこは、ブロンテ姉妹の生まれ育ったところで

かの有名な小説「嵐が丘」が誕生したところです。

そこで有名なブロンテ ウェイと呼ばれるフットパスで

山歩きならぬ、丘歩きをしました。

フットパスとは、歩行者専用の道で細道でくねくねしてて

近道のようで近道でないような、なんだろう?

田舎で言うと、田んぼのあぜ道みたいなとこかな?

ま、そういうところを歩いていました。

すんばらしい景色で、疲れを感じることもなく、

感じましたが(笑)、丘の頂上目指して、歩く。

やっと、頂上にたどりつく。



ここで、ゆっくり、座って、チョコでも食べようとしたとき、

たくさんの羊がわたしたちを取り込んだ。

羊は、よくみるが、いつも柵がしてあったりして、

あまり、触った事がないので、触りたくなってた。

そしたら、親子羊が近寄ってくる。っていうか、恐いほど、近寄ってくる。

えーん、恐いと、ちょっと、逃げる。

追いかけてくる。

友達にはついていかない。

私に近寄ってくる。

私がいったい何をしたの?って思うほど、追いかけてくる。

隠れてみた。が、失敗!見つかって

突進してくる。

走ったり、逃げたりするから、ついてくるんだと

ゆっくり歩く。

それでも突進してくる。

とりあえず、まいてから、

座って、お茶にする。

その間、親子羊は私のそばでじっと私を見つめてました。



ええ、これだけでは、終わりませんでした。



ハワースを去ったあと、わたしたちは北ウェールズに行きました。

ポースマドックというとこに行きました。

そこには、鉄道があり、その、線路沿いに道があるので

思わず、映画「STAND BY ME」をまねて

線路を歩きながら、町まで歩いていたとき、

羊の群れを見ました。

わたしにはそれがこのように見えました。



出演 3匹の羊



ヤンキ-系羊:「ね、ね、今、暇?僕と遊ぼうよ!」

女の子羊:「私、人と待ち合わせしてるから」

ヤンキー系羊:「いいじゃん、行こうよ~」

女の子羊:「えー、やめてよ」

彼氏さん羊:「お前、俺の女に手を出すなよな!」

ヤンキー系:「なんだと、やんのか~?」

ヤンキ-系羊が彼氏さん羊に突進する。

彼氏さん羊、やりかえす。

女の子羊、止める。

二人でその場を立ち去ろうとする。

が、しつこいヤンキ-系羊、しつこく突進する。

彼氏さん羊、またまた、やりかえす。

周りのギャラリー羊さんが増えるが、

皆、やめろよって思いつつ、客観視するのみ。

女の子羊、止めに入る。

が、しつこいヤンキ-羊、突進する。



私が見ただけで、3-4回は突進してました。

羊は案外、凶暴です。

あの3匹のその後が気になります。




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